2019.03.25
ボルネオセブンズは香港ドラゴンズを破り3位に輝きました。
クラブとしては初となる海外遠征中のPEARLS(パールズ)は、NZからマレーシアに渡り3月23日(土)24日(日)マレーシアのサンダカンで開催された「Borneo Sevens 2019」に出場しました。この大会はBorneo Eagles Rugby Clubが主催する国際大会で、マレーシア代表を始めフィリピン、シンガポール、香港、日本、オーストラリアから8チームが参加しました。
PEARLSにはこのマレーシア遠征から、日体大を卒業して新加入となる山本実選手、庵奥里愛選手(両名共4月より住友電装)が加わり、新チームとして試合ごとに様々なオプションを試しました。初日の予選プールでは、シンガポールHPDに44-0、Lady Volcanoes(フィリピン)に42-0、昨年の覇者・香港ドラゴンズ36-7と実力の差を見せつけ、A組を1位で突破しました。
二日目の準々決勝では、ホームのSabah Eaglesと対戦。このチームは地元・サバのマレーシア選手の中に、PEARLSから玉井希絵選手、山中侑香選手、谷口琴美選手、山本さやか選手、Talei Kidd選手、Abigail Roache選手が加入し、サバ・イーグルスとして大会に臨みました。チームメイトとの対戦となりましたが、両チーム真剣勝負で全力を出し切り、PEARLSが42-0で勝利しました。
準々決勝ではオーストラリアのサザン・ディストリクトと対戦。体格に勝る相手に対し苦戦を強いられ、前半は2トライを奪われて0-14で折り返しました。後半息を吹き返したPEARLSはジョージア選手、ジャンナ選手のトライで追い上げるもコンバージョンキックが決まらず、惜しくも10-14で敗れました。3位決定戦では再び香港ドラゴンズと対戦となり、この日は鉄壁のディフェンスで無失点に抑えました。攻めては原選手、三輪選手、杉本選手らがトライを挙げ、39-0で快勝。見事3位に輝きました。
今回のボルネオセブンズは初参加の大会でしたが、大会運営の質の高さは大変勉強になりました。大会主催者及び、現地でサポートいただいた多くの方々に感謝いたします。また、選手・スタッフを長期にわたり派遣いただいた雇用企業の皆様にも大変感謝申し上げます。本当にありがとうございました。選手たちは世界レベルのチームと戦えたという経験だけではなく、異文化の中で生活して困難を乗り越えながらも成長し、多くの方と出会い、かけがえのない経験が出来たと思います。PEARLSは2019シーズンも日本一そして世界を目指し飛躍いたしますので、今後とも温かいご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします。