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2019.03.03

日本選手権は大善戦の準優勝!

 3月3日(日)小田原市城山陸上競技場にて「第5回全国女子ラグビー選手権大会」が開催され、PEARLS(パールズ)のメンバーを中心としたBlue Peargletsは、昨年度の覇者・日本体育大学ラグビー部女子と対戦しました。2018シーズン最終戦となるこの試合は、今シーズン限りで勇退する記虎監督、現役を引退する伊藤選手と林選手(両名とも住友電装)、そしてチームを卒業する堀野マネージャー(日本ケアシステム)にとって節目となる一戦。PEARLSにとって特別な思いの込められた試合でもありました。

 雨の降りしきる中、日体大ボールでキックオフ。立ち上がりから日体大が素早い攻撃で仕掛けるも、PEARLSは粘り強いディフェンスで相手に主導権を握らせない。一方PEARLSは伊藤選手のキックなどで相手陣地に攻め込む場面もありましたが、日体大も堅守でそれを防ぎ、前半はお互い譲らず0-3で折り返しました。

 後半が始まると、日体大がPEARLSディフェンスの隙をついて一気にゴールラインまで迫る。PEARLSは前に出るタックルで必死に止め続けましたがたが、後半6分にトライを許し0-8とされました。その後も一進一退の攻防が続く中、PEARLSフォワード陣が意地を見せ相手ディフェンスを打ち破り、後半25分ついに齊藤キャプテン(住友電装)がトライを奪い7-8としました。そこからPEARLSは勢いに乗って相手陣深く攻め込み、残り時間3分を切ったところで、22mライン付近でペナルティをもらいました。そこで、これまで幾度となく難しいゴールキックを成功させてきた谷口選手(住友電装)のスーパーブーツに懸けてペナルティゴールを狙いましたが、そのキックは惜しくもポールの右に逸れ万事休す。僅か1点差で日本一にはなりませんでした。しかし昨年の大敗から”打倒関東”を合言葉に1年間厳しいトレーニングを積み、今季最終戦で大熱戦を演じてくれた選手たちは、点差の通り大きく成長してくれました。

 今回も三重から遠路応援に駆けつけていただいたスポンサー・パートナー企業の皆様、選手ご家族・ご友人の皆様、雨の中熱い声援をお送りいただき誠にありがとうございました。2018シーズンを戦い抜いた選手・スタッフの健闘を称えていただければ幸いです。

 最後にPEARLS創成期からチームを支えてくれた記虎監督、伊藤選手、林選手、堀野マネージャー、本当にお疲れ様でした。

 今後は2019シーズンに向け、新体制となり更なる飛躍を目指すPEARLSにご期待ください。

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