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2018.10.04

福井しあわせ元気国体は、激戦を乗り越え5位入賞。

 10月3日(水)・4日(木)、第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」の女子ラグビーフットボール競技が、小浜市総合運動場にて行われ、三重県代表(今回の国体に三重県選手として出場資格のあるPEARLSの日本人選手で構成したチーム)は激戦を乗り越え5位入賞を果たしました。

 

 初日の予選プールは、一試合目で開催地の福井県と対戦。ホームの大声援に後押しされた相手の勢いに飲み込まれ、自分たちのラグビーができないまま5-15(前半5-5)で足元をすくわれる形でのスタートとなりました。予選プールでの連敗は許されないという状況での二試合目は、昨年の覇者・福岡県と対戦。初戦の悪かった点を修正して接点で優位に立つと、齊藤選手、谷口選手、林選手(いづれも住友電装)がトライを挙げるなど、26-14(前半12-7)で快勝しました。北海道との三試合目でも伊藤選手(住友電装)が3トライを奪う活躍を見せ、37-0(前半22-0)で完勝。2勝1敗で福岡県と並びましたが、得失点差で予選プールは2位通過となりました。

 

 二日目は勝負の決勝トーナメント。一回戦(準々決勝)で一昨年の優勝チーム埼玉県と対戦。後半に和田選手(住友電装)と山本選手(日商)のトライで追い上げを見せるも、序盤のミスが響き15-24(前半5-12)で敗戦。今年もベスト4の壁は越えられませんでした。順位決定戦では徳島県を27-5(前半17-0)で退け、5位決定戦ではまた福井県との対戦になりました。お互い今年の国体最後の試合ということで、応援団も盛り上がり、一進一退の攻防を繰り広げました。前半を0-0で折り返すと、後半3分に齊藤選手が値千金のトライ。そこからは我慢のディフェンスで最後までゴールラインを許さず、0-5(前半0-0)で大接戦をものにし、5位入賞という形で大会を終えました。

 

 これで三年連続の5位となり悲願のベスト4入りとはなりませんでしたが、今回は耐えて掴んだ感動的な5位でした。三重県から応援に駆けつけていただいた、県関係者の皆様、パートナー企業の皆様、選手ご家族の皆様、皆様の大声援のおかげで、最後まであきらめず戦いきることが出来ました。誠にありがとうございました。また、大会準備・運営にご尽力いただいた福井県の皆様にも大変感謝申し上げます。

 

 来週末は、いよいよ太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2018の最終戦・鈴鹿大会です。こちらではまた頂点に立てるよう気持ちを切り替えて調整してまいりますので、引き続き温かいご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします。

 

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