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2022.10.23

【RWC2021】イタリア戦惜敗も細川選手が見事なトライを挙げました。

 10月23日(日)ラグビーワールドカップ ニュージーランド 2021プールBの最終戦が行われ、日本代表(サクラフィフティーン)はイタリア代表に8-21(前半5-8)で惜しくも敗れました。

 

 決勝トーナメント進出に向けて負けられない日本代表のスターティングメンバーは、前回のアメリカ戦から変更はなく、PEARLS(パールズ)からは谷口琴美選手がフッカー、細川恭子選手がフランカー、齊藤聖奈選手はナンバーエイト、山本実選手がセンターのポジションで先発出場しました。対するイタリア代表は現在世界ランキング5位で、2週間前アメリカ代表にも勝利を収めている難敵。序盤から相手の猛攻を激しいタックルで押し返していた日本代表でしたが、11分バックスでボールを繋がれ左隅にトライを許しました。

 

 その後も中々相手陣へ攻め込めない時間帯が続きましたが、徐々に日本代表も齊藤選手の突進などで相手ゴール前まで迫ります。すると33分にラックから右へ展開したところを細川選手が内へ切れ込みインゴールへ。見事な同点トライをスコアしました。その後も一進一退の攻防が続き、ペナルティゴールで加点したイタリアが3点リードで前半を折り返しました。

 

 後半に入っても我慢のディフェンスを続けていた日本代表でしたが、53分敵陣22m付近からのペナルティゴールを確実に決めて同点に追い着きます。しかし終盤になるにつれて反則が増えてきたサクラフィフティーンは、立て続けにPGを決められ点差を広げられます。75分には庵奥里愛選手が交代出場して逆転を狙いましたが、試合終了間際逆にフォワードで押し込まれ万事休す。わずかに及ばず、サクラフィフティーンによるRWC2021の挑戦はノーサイドとなりました。

 

 今回も四日市ではパブリックビューイングを実施し、60名近いサポータの皆様が集まり、代表選手たちへ熱いエールを送ってくれました。日曜日の朝に会場までお越しいただき、心より御礼申し上げます。今回も皆様と一緒に勝利を喜び合うことはできませんでしたが、世界の強豪チームと互角に渡り合う選手たちを誇りに思っていただけたら幸いです。

 

 本来であれば1年前に開催されるはずだったW杯ですが、サクラフィフティーンのメンバーにとっては準備期間が1年プラスになり、国内でのテストマッチも組んでいただくことが出来ました。先ずは代表選手を強化いただき、日本代表のレベルアップにご尽力くださいました日本ラグビーフットボール協会の皆様に、心より感謝申し上げます。また、選手たちの活動にご理解いただき快く派遣してくださいました所属企業の皆様、日本でそして現地で温かく見守ってくださいました選手ご家族の皆様、そしてテレビでサクラフィフティーンを応援してくださった全てのサポーターの皆様にも深く感謝いたします。

 

 PEARLSは来月より15人制の関西大会が始まります。代表選手がチームに復帰し、12月18日(日)にはホームの三重県(鈴鹿)での試合も予定されています。是非今後とも温かいご支援・ご声援の程よろしくお願い致します。

 

【日本ラグビーフットボール協会HP】

https://www.rugby-japan.jp/news/51596

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